かんなぎ
今回のタイトルは「でも、あやふや」。前回のカラオケギャグ回とはうって変わって超シリアス展開です。
ナギと共に魔法少女アニメを鑑賞していた仁。毎週観ているナギに対し、魔法少女はどういった目的で戦い続けているのかと質問する仁ですが「わらわにも分からん」と曖昧に答えるナギ。分からないが、観ているだけで楽しいので、今はそれだけで良いと考えるナギ。難しいことは深く追求しないがモットーのナギですが、その溜まりに溜まったツケが爆発してしまうのが今回の話のキモでもあります。
学校では相変わらず両刀使いの噂が流れている仁。大鉄が近くに寄るだけで女子たちの注目を集めてしまいます。というかその3、4角関係という設定がまだ続いていたという事実に驚きです。仁が憂鬱になるのも分かる気がする……。
ナギに振り回された結果、あらぬ噂が流れたり、身体に怪我を負い続け、ついに堪忍袋の緒が切れた仁。ナギにケガレを祓う本当の目的を問いただしますが、返ってくるのはあやふやな答えばかり。「分かんないのなら、ちゃんと自分の頭で考えろよ」とどなり散らしてしまいます。
実はナギも自分のことが分からないので、本当に答えを知らなかったのですが、この口論のせいで同居している2人に大きな溝ができてしまいました。
最初のコメディタッチな魔法少女アニメもこの為の伏線だったようです。視聴者の予想とは違う方向へシフトしていった『かんなぎ』。なかなか侮れません。
ナギの正体、目的を知るために奔走する仁。自分の正体、目的を知るために同じく駆けまわるナギ。11話目にしてやっと物語の本質に近付きつつあります。ナギの正体は相変わらず不明で、タイトル通り、あやふやなままの回でした。
次回もシリアス話が続く模様。
ギャグからシリアスまで、振れ幅が大きいのも『かんなぎ』の魅力の1つなのかもしれませんが、個人的にはカラオケ回のような下らない話をもう1回観たい気持ちもあります。