天上天下第9巻

『天上天下』の第9巻。初回限定で棗真夜のフィギュアが同梱された特装版というものも発売されてました。
当時、知り合いから在庫が余ったからといわれ特装版を3つ譲ってもらったのですが、それから結構な月日が経った頃にはプレミアが付いてました。
おそらく天上天下がアニメ化された効果だと思われます。いつのまにか人気漫画家になっていましたね大暮さん。

それでは第9巻の内容。そして感想を少し述べたいと思います。凪が黒髪化します。覚醒した時だけど、おそらく金髪は不評なんでしょう。
まあ、黒髪にするのはいいんだけど、覚醒はやりすぎだと思いました。簡単に能力値を上げすぎ。
凪は穹という新キャラと闘い敗れますが、同い年の相手に負けたのが初めてだったので、それがショックだったようです。
ろくな修行描写もなく、それで負けたのが悔しいと言われても困ります。意味の分からないインフレ化がすすむキャラ、そして凪。

戦闘描写にも少し変化が見受けられます。何かに感化されたのかは分からないけど、最近グロテスクな表現が増えてきたように感じました。
悪くはないと思うけど、グロテスクなのが苦手な方は購入する前に注意してください。まあ、それほど強烈なグロテスク表現ではないので大丈夫だとは思いますが。

今巻から新しいシリーズに入ったのか、光臣の新しい翼『F』という者達が登場します。凪が『異能』を持ったように『F』も『異能』持ちです。
ですので戦闘が派手派手になっています。迫力もあって格好いいとは思いますが、今までの『天上天下』とはまるで別なものになったように思います。

ボブと凪は互いにそれぞれのやりかたで強くなろうと努力しますが、ボブは強くなることによって、それで粋がるようになっても別にいいんです。
それは頑張って修行をした賜のようなものですから。対して――凪はダメでしょ。基本何もしなくて勝手に強くなっていってるだけで、
それで『俺は強い』とか言われてもね・・・全然格好良くないしダサいです。

たっぷりと凪のお話が詰まった内容です。凪は嫌いな自分でも楽しく読ませていただきました。

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